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鍼灸治療院コラム

2025/08/26
院長コラム
【朝起きたら首が痛い…夏に増える寝違えの原因】

夏の朝、「首が痛くて動かせない」「振り返るのがつらい」といった寝違えの症状を訴える方が多く見られます。
寝違えは一年を通して起こり得ますが、実は夏に特に増える傾向があります。
その背景には、気温や生活習慣が大きく関係しています。


寝違えの主な原因は、就寝中に首や肩の筋肉が過度に緊張したり血流が滞ったりすることです。
夏は冷房や扇風機の風に長時間さらされることで首まわりが冷え、筋肉が硬くなりやすくなります。
その状態で寝返りが少なく同じ姿勢を取り続けると、筋肉や靭帯に負担がかかり、朝起きたときに急な痛みとして現れるのです。


また、夏場は寝具や枕の環境も寝違えに影響します。
暑さで枕を外して寝てしまったり、冷感シーツの影響で体が冷えたりすることで首のサポートが不十分となり、寝違えを引き起こしやすくなります。
さらに、日中の冷房による体の冷えと屋外の猛暑との温度差で自律神経が乱れ、筋肉が緊張しやすい状態になることも要因の一つです。


予防のためには、まず就寝時の冷え対策が大切です。
冷房は直接体に当たらないよう風向きを調整し、寝具は通気性を保ちながらも首や肩を冷やしすぎない工夫を心がけましょう。
枕の高さを見直し、首に負担がかからない姿勢で眠れる環境を整えることも効果的です。
また、就寝前に軽くストレッチを行い、首や肩の血流を良くしておくと安心です。


もし寝違えてしまった場合は、無理に首を動かさず、温めて血流を促すと回復が早まります。
症状が長引くときや痛みが強いときは、鍼灸による施術も有効です。
鍼灸は血流を改善し、筋肉の緊張を和らげることで自然な回復をサポートします。


夏に多い寝違えは、冷えと生活習慣の影響が大きい症状です。
日常の小さな工夫と早めのケアで、快適な朝を迎えられるようにしましょう。

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