身体の痛み・育児による疲れを改善する

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鍼灸治療院コラム

2025/08/12
院長コラム
【8月はぎっくり背中が多発!?対策と予防法】

真夏の8月、突然の「ぎっくり背中」に悩まされる方が増えています。重い物を持ち上げたわけでもないのに、ある日ふとした瞬間に背中に激痛が走り、身動きが取れなくなることも。このぎっくり背中、実は夏特有の生活環境や体の使い方が原因になっていることが多いのです。


まず、冷房の影響が大きなポイントです。
室内外の気温差が激しく、無意識のうちに身体が冷えて筋肉が緊張状態になります。
特にデスクワークや運転などで同じ姿勢を長時間続ける人は、背中の筋肉が硬くなりやすく、ちょっとした動作で急な痛みが生じやすくなります。


また、夏は外出や旅行、スポーツなどで普段と異なる動きや体勢を取ることも増えます。
慣れない動作によって背中に負担がかかり、それが引き金となるケースも少なくありません。
睡眠時も、エアコンの冷風が直接背中に当たっていたり、寝具が薄くなっていたりして筋肉が冷えた状態が続くことが、痛みの引き金になることがあります。


ぎっくり背中を予防するには、日頃からの姿勢管理と筋肉の柔軟性を保つことが重要です。
長時間同じ姿勢でいるときは、こまめに背伸びや肩回しなど簡単なストレッチを取り入れましょう。
また、就寝時にはエアコンの風が直接当たらないように工夫し、冷えを防ぐために軽い羽織やタオルケットを活用するのもおすすめです。


もし、ぎっくり背中になってしまった場合、無理に動かさず、患部を冷やしながら安静に過ごすことが第一です。
しかし、強い痛みや違和感が続く場合は、早めの専門的なケアが大切です。


東戸塚鍼灸治療院では、ぎっくり背中の痛みを和らげるための施術を行っております。
痛みの原因を見極め、固まった筋肉の緊張を丁寧にほぐしながら、再発防止に向けた身体の使い方やセルフケアのアドバイスもいたします。

真夏でも油断できない背中のトラブル。

日頃のちょっとしたケアと、症状が出たときの早めの対応が、快適な夏を過ごすカギになります。


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